神経鞘腫⑤〜入院3日目❷〜
朝食が終わり、10時に病棟の病室に移りました。
窓が大きい部屋のせいか右腕がが寒さでとても痛みました。
持っていたホッカイロを肩から腕全体に貼れるだけ貼りました。
売店へホッカイロを買いに行く途中、母親に電話をしました。
右腕が動かないの、なんでだ?
うん。少しずつ動くようになるからリハビリ頑張ろう。
うん。寒すぎてホッカイロをいっぱい貼ったよ。これからまた、買いに行くんだ。
うん。そうか、今日行こうか?行けるよ。夜ならお父さん帰ってきてその足で。
ううん。大丈夫。ただ寝てるだけだから、
土曜日でいいよ。またね。
午後には整形外科の先生がきたり、リハビリ科の先生にがきたりしました。
その夜、MRIの検査が夜の7時からあり、1時間かかりました。疲れて病室に戻ると、父親が立っていました。カーテンを開けると母親もいました。
寒い寒い言っていたわたしに、沢山の暖かいパジャマや下着、パーカーなど色々買って持ってきてきてくれました。
初めて腕が動かない状態を見た母親は辛そうな顔をしていました。二人が帰りあったかいものに包まれたわたしは迷惑をかけて申し訳ないきもちでした。